自己破産をすると様々な制限が設けられると考えられています。
しかし実際にはそこまで厳しい制限があるわけではありません。
例えば、携帯電話の契約ができなくなる、海外旅行ができなくなるというのは単なる噂です。
海外旅行に全く行けないというわけではありません。
破産管財人がついている場合には、裁判所の許可を得なければいけませんが、破産管財人がついていなければ、海外旅行に行くことも可能ですし、パスポートが没収されてしまうこともありません。
ただし、自己破産をしたのに海外旅行をするなんて、と批難されることはあるかもしれません。
優先事項と間違えなければよい、ということもあります。
官報に掲載されるので、誰にも知られずに手続きを行うということは難しいですし、お金を貸している人から考えれば、海外旅行に行くお金があれば借金を返済してほしい、と考えるでしょう。
他にも様々な制限はあるので、手続きをする前に確認をしておくとよいでしょう。